マイクロQR

マイクロQRとはQRコードの小型版で、省スペース・少量データ用途に最適なコードです。
大きさは11×11セル~17×17セルで、用途的には基板や電子部品に使用されます。
切り出しシンボルはひとつしかありませんが、
QRコードよりデータを記憶する効率がさらに向上されています。


マイクロQRコードの構造としては、QRコードの場合では3つの角に切り出しシンボルが配置されていますが、
マイクロQRコードでは前述したとおり切り出しシンボルはひとつです。
また、QRコードではマージンは最低4セル分がコードの周りに必要でしたが、
マイクロQRではなんと2セル分のマージンで十分な仕組みとなっています。
このように、マイクロQRは構造上、QRコードよりも小さなスペースへの印字が可能となったのです。

しかし、マイクロQRコードはデータ量はそれほど格納できるわけではありません。
数字では最大35文字以内となります。
そのため、QRコードと比較しても効率よくデータを収納できるため
データ量が増えた場合でもさほどコードが大きくなりません。